

こんにちは、園尾です。
今日は、建物ではなく地面の話。
どんなに丈夫で立派な家でも、地面が軟弱だと傾いてしまいます。
お家にばかり目が行きますが、地盤ってとっても大切なんです。
新築のお家を建てるときには必ず地盤調査を行い、土地の地質・強度・液状化の影響などを調べます。
スクリューウエイト貫入試験による地盤調査
その調査結果によって、地盤補強が必要か判定します。
現在、和木町に建築中の注文住宅は、地盤調査の結果、補強が必要で、液状化の影響も大きいとの判定でした。
地盤補強の種類もいろいろありますが、今回は天然砕石パイル工法を採用しました。
この工法の特徴は・・・
液状化に強い
砕石杭による排水効果で液状化を抑制します。
環境にやさしい
天然の砕石しか使わないので土壌汚染や環境破壊などの悪影響を起こしません。
また、将来家を建て替えるなどした場合でも取り除く必要もありません。
それでは実際の工事の様子をご覧ください。
砕石杭の位置出し
設計図面に基づいて、砕石パイルを施工する位置にマーキングします。
杭穴の掘削
オーガと呼ばれるドリルを回転させ、決められた深さまで掘削します。
ドリルを引き抜き、土を排出し穴を開けます。
天然砕石の投入、杭の形成
シューターを設置し、天然砕石を掘削穴に投入。
掘削時とは逆にドリルを回転させて、砕石を締め固めながらドリルを引き抜いて砕石杭を形成します。
砕石パイルの完成
合計35本の砕石パイルを施工しました。
家造りって出来上がってからでは見えない、分からないところほど重要なんですよね。
らくらすホームでは、建築途中のお家を隠すことなく、ご覧いただく見学会を行っています。
見えなくなるところが気になる方、見たい方・・・
どうぞお問合せくださいね。