

こんにちは、園尾です。
カーボンニュートラル(脱炭素)という言葉、ご存じですか?
最近、CMなどでもよく耳にする言葉ですね。
カーボンニュートラルとは、
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
世界的な温暖化、気候変動がこのまま続けば、私たち人類や全ての生き物の生存危機につながります。
この原因となっている二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を実質ゼロにしようという取り組みです。
日本政府は2020年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルに取り組むことは、SDGs目標7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」と目標13「気候変動に具体的な対策を」への取り組みにもなります。
そんな中で、今、木造建築物に注目が集まっています。
樹木は、光合成によって二酸化炭素を吸収し、炭素を貯蔵します。
その樹木からつくられる木材は燃やさない限り、炭素を貯蔵し続けます。
木材を建物などに利用すれば、炭素が長期間固定できることになります。
木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて約4倍の炭素を貯蔵できるそうです。
また木材は、鉄やコンクリートなどの材料に比べて製造や加工に要するエネルギーが約半分と少なく二酸化炭素の排出量を削減できます。
今まで鉄骨や鉄筋コンクリートで造られていた建物を木造にすれば、炭素の貯蔵や二酸化炭素の排出削減がさらに見込めます。
政府のカーボンニュートラル宣言もあり、これまで木造ビルで課題となっていた耐火・耐久性能、耐震性などをクリアする技術の開発が進み、中高層の木造ビルの普及が加速しています。
東京・日本橋には、国内最大の17階建、高さ約70mの木造高層ビルが計画されています。
どんな建物が出来上がるのか? とても楽しみですね。
私たち「らくらすホーム」は木造住宅専門の工務店です。
木造住宅は、二酸化炭素の排出を抑えるための対策が取られた、環境にやさしい住宅「認定低炭素住宅」の要件の一つになります。
「認定低炭素住宅」を建てることで、今なら「こどもみらい住宅支援事業」で80万円の補助金を受け取れます。
これは大きなメリットですね!
また、リノベーションでは建て替えと比べて二酸化炭素の排出量を半分近く削減できたというデータもあるようです。
らくらすホームは木造住宅とリノベーションでカーボンニュートラルに少しでも貢献したいと考えます。