

こんにちは、園尾です。
築40年程度の住宅を耐震診断の結果に基づき行った耐震リフォーム工事の様子をレポートしていくシリーズ。
最終回の第5回は内装工事~完成です。
リフォームと言えば、リフォーム前と後ではガラッと変わるイメージでしょう。
「こんなに傷んでいたものが、なんてことでしょう✨」
なんてフレーズが思い浮かびますが・・・。
今回のような耐震補強などの性能向上リフォームでは少し趣きが異なります。
どちらかといえば、
「何事もなかったかのように元通りに戻す」
このことに主眼を置いて仕上げていきます。
内装工事(ビニールクロス貼り)
現状のまま残す壁と似た色柄の壁紙を選んで貼ったので違和感なく仕上がりました。
貼り替える壁紙を思い切って変えてアクセント壁にするのもありですね👍
完成(ビフォー・アフター)
洋室 ビフォー
洋室 アフター
どこが変わったの??
耐力壁補強した部分の壁厚が変わっていたりしてるんですが・・・
まるで間違い探しみたいですね。
和室 ビフォー
和室 アフター
壁の色が少し変わりましたが、大きくは変わりありません。
左側のスイッチは配線を隠ぺいしてスッキリしました。
和室 ビフォー②
和室 アフター②
こちらは大きく変わりましたね。
両袖の壁を耐力壁にし、建具も作り替えました。
新たに建てた無垢ヒノキの柱も経年と共に飴色になり馴染んでいくでしょう。
今回の耐震リフォームは、見た目は大きく変わっていませんが、建物は丈夫になり強度は大きく変わりました。
外見ではなく、内面を変化させる今回のような構造補強リフォーム。
出来上がりだけを見ると面白味がなく感じられるかもしれませんが、我々施工者にとってはやりがいのある面白い仕事です。
らくらすホームでは、耐震診断から補強計画、補強工事までワンストップで対応いたします。
お家の耐震性能が気になる方、まずはお問合せ下さい。