

こんにちは、園尾です。
築40年程度の住宅を耐震診断の結果に基づき行った耐震リフォーム工事の様子をレポートしていくシリーズ。
耐震診断編に続き、今回からは実際の工事の様子を詳しくレポートしていきます。
まずは解体工事に取り掛かります。
リフォームの場合は、工事するところと、しないところがあります。
工事しないところが汚れたり、傷つかないよう保護する養生という作業を一番に取り掛かります。
床は養生ボードを敷き詰め、家財はビニールシートで覆います。
養生は念入りに!! とっても大事な作業なんです。
養生をしっかりしていないと後で泣きを見ます・・・
さあ、これで安心して解体作業に入れます。
今回は耐震補強する部分以外は基本現状のまま残します。
ひとつの部屋の壁でも解体するところ、現状のまま残すところがあります。
洋室 解体中
取り合い部分は慎重に、壊すというよりは取り外すといったほうが的確です。
和室 解体中
和室の長押・廻り縁などの化粧木材は取り外したものを再利用するため、さらに慎重に、丁寧に取り外します。
「古き良きものは活かす!」
これもひとつのSDGsですね。
洋室 解体完了
和室 解体完了
こういった手のかかる分解作業は解体屋さんでは出来ません。
どこに、どうやって取付いているのか、どうやったら外れるのか?
造る知識・技術が必要。
そして効率より丁寧な仕事。
ですので、リフォームの解体はらくらすホームのスタッフが責任を持って行います。
今回は耐震リフォーム・解体工事をレポートしました。
次回は基礎の補強工事編です。