

愛着ある住まいで余生を過ごすためには・・・ 広島市安佐南区でホームインスペクションなら「らくらすホーム TMCかわもと」
スタッフブログ
投稿日:2022.02.18
一覧に戻る
寒い日の続くある日、一本の電話が入りました。 耐震診断の依頼とのこと。 広島市の耐震診断資格者名簿50人の中から、私に指名を頂きました。 高齢になり、ご夫婦二人で住む家が、 「いざというときに大丈夫だろうか? この先も安心して暮らしたいので耐震診断を」 とのご希望で、まずはお伺いとなりました。※実際のお家とは異なります。(イメージ) 広いお庭のゆったりとした敷地に、和風旅館を思わせる広縁付きの落ち着いた佇まいの和室でお話となりました。 個人情報を聞かせてもらうことにはなりますが、この家でこれから先々の暮らしのご希望を聞かせて頂きました。 現代基準の耐震診断という手法で、異なる基準と価値観で建てられた家を数値評価するだけでは、ご相談の答えにならないと考えました。 なぜなら、出てくる診断結果は耐震判断資格者としては容易く予測できるものであり、悩みを解決できるものではないことも同様に予測できます。 住む人と同様に、住宅の役目としての余生の検討も必要な診断になります。
崩れそうな家ではありません。 普通に暮らしています。 手入れも行き届いている様子です。 でも、現在の耐震基準は満たしません。 暮らし慣れた住まいなので、変化は望まない。 でも、まさかの時が心配になる。 昭和56年以前に建てられた家に、今の基準の計測数値を当てはめるだけの診断結果では、お住まいの方の不安解消にはなりません。※新築住宅構造見学会 新耐震基準イメージ では、昭和56年以降、新耐震基準の家であれば大丈夫なのか? そうでない被災状況も現実には起こっていて、報道などされています。 今回の相談へのお答えは、耐震診断の数値だけではなく、愛着ある我が家で持続可能な生活を送るための提案だと考えました。 その手法として使えるのが、建物売買のシーンで使われている既存建物の状況調査の手法であるインスペクションになります。 こちらを合わせて、お勧めすることとしました。
詳しくはこちらから、 インスペクションとは・・・ 耐震診断の計測数値だけではなく住まいの状況が分かっていれば、リフォーム・リノベーションのブラン検討の際には有効なデータとなります。