

らくらすホーム 代表の川本です。
最近 中古住宅購入のお客様からご相談をいただきました。
築年数がかなりの住宅と、その土地を購入するにあたり、
「最近、新築住宅が高くなっているらしく 、リノベーションか、新築建て替えかで悩んでいます。購入決断後にお金を借りる検討を始め、改めて真剣に考え始めました。」
とのご相談でした。
そこで、まず購入物件の状況調査を実施しました。
基本はインスペクションマニュアルですが、らくらすホームでは、追加費用をかけない範囲であればマニュアル外のチェックも依頼者の方のニーズに応えるために現場判断でメニュー追加します。
インスペクションの結果は報告書形式で提出します。
ここまでは、主観を交えない客観データであることを外さないよう心掛けています。
その後、ご相談の核心であるリノベーションか建て替えかのお話になります。
ご相談される方にとっては、物件購入の決断に引けを取らないほどの大きな岐路になるところです。
私たちには、家造りのプロとして調査結果を踏まえてのアドバイスを求められます。
説明としては、報告書から推定されるリノベーションに要する費用と、それで得られる結果が満足できるものであるか否かになります。
できれば新築にしたいけど、長期ローンの返済負担を考えた場合、リノベーションで素敵な家に変身できるのであれば無理をしたくない。
リノベーションを選択した場合の、よりどころとなる答えが求められます。
インスペクションという客観データを基とするアドバイスが、決断の結果、後日最良の判断であったと思える相対評価が求められました。
たどり着いたアンサーは、一般的な判断の考え方として参考にして頂けるものではないかと思います。