

念願のマイホーム獲得のターゲットを中古住宅としている方へ
家探しセミナーメソッドより、良質物件を見極めるための着目ポイントのひとつをお教えします。
らくらすホームでは「家探しはじめの一歩 個別セミナー」を実施しています。
何から始めたらいいのかわからないまま、ぶっつけ本番でアクション開始される方が多い中で、後で後悔しない為のノウハウを様々に伝授しています。
今回は、その一端にはなりますが、よい物件として判断できるポイントとして物件情報の質にこだわった視点を取り上げます。
物件としては、個人売主の物件のケースになります。
セミナーの中で物件売主について、購入相手方によっての対策も学んで頂く中での個人売主物件編となります。
中古住宅の売り物件のなかでも、個人売主の物件においては、昨日まで無事暮らしていた家であっても経年での劣化や、設備の寿命は訪れます。
購入時にその内容、いわばスペックが示された物件を上質情報開示物件として評価することをお勧めしています。
お勧めする根拠は2点。
最初は、単純に購入検討に際し、中古住宅であっても、というより中古住宅であればこそスペックが開示されている物件が安心につながる点になります。
具体的には、既存住宅状況調査の実施による報告書面となります。
ここにまとめられた報告書が購入時のスペックを示した書面になります。
2点目は、インスペクション付き物件を購入元の信頼の裏付けとして評価するという点です。
これまで、売主様にとっては、自らの売物件の評価を自己申告することは、自分からあら捜しを依頼してさらけ出すというイメージでとかく敬遠されていました。
そこへ中古住宅の売買市場の改善を目指した施策として、インスペクションのあっせん及びデータの有無の開示が、関与する宅地建物取引士に課されました。
これにより、これまでどうりの敬遠姿勢よりも、売主が自らインスペクションを依頼するという姿勢で開示され販売される物件を上質情報開示物件として評価して推奨しています。
不動産の売却を個人様が売主となった場合、ラフな言い方ですが「高く・早く・手切れよく」が求める理想です。
一方、購入者は「安く、じっくり、後々安心」の反対語で対比できます。
そこで双方合意の円満な売買における、対局の橋渡しとして、インスペクションが役立ちます。
価格の合意はゴールとしたうえで、「早く・じっくり」にはインスペクション情報がじっくり調られて、素早い判断につながる点。
「手切れよく、後々安心」についても、スペックが開示されることにより後々安心の購入と手切れよい引き渡しが期待できます。
誰でもできる物件の良否判断の目安としてはいかがでしょうか?